下降トレンドへ転換
3月相場の特徴は、優待権利が多く設定されていたり、メジャーSQがあったりとイベントが盛りだくさんですが、基本的に月初から月末に向けて上げやすいのが特徴です。
基本的には買い戦略がで行くのが正攻法といえるでしょう。
しかし、3月に入ってから日経平均は大きく急落し、夜間の先物ベースでは前回リバウンドした安値も更新しました。
先週も書きましたが、2月までが短期のリバウンド上昇期間で強かったのですが、そこが変化日であったため、その後は流れが
変わりやすいので警戒していましたが、その通りの動きとなりました。
中期的なトレンドを見る上での変化日が3月末にあり、この時に23500円を越えていないと中期では下降トレンドに入ります。
ここまで下げてしまうと、子月中にあと2000円以上上昇しなければ上昇トレンドに戻れないため、これまで続いてきた上昇トレンドがかなりの確率で終了したと考えていいかと思います。
もし下降トレンドに入ったとしたなら7月あたりに大きな下げが来る可能性があるので気をつけなければいけません。
これは中期的なまだ先の話ですが、気になるのは来週以降の直近の動きです。
まだまだ下げるかと思うかもしれませんが、短期的には21000円に下値抵抗ラインがあり、ここで一旦下げ止まると思いますが、もし割れたとしても20300円が鉄板の大底ラインになるのでここを下回るまでの下げはないでしょう。
そう考えれば下げ幅もここからは限定的になるので、この2つのラインで押し目買いをするような感覚で見ています。
その後下げ止まってからは、3月相場特有の上昇相場が月末までは続くと思うので、もう少し下げきったところからが買いでとりやすい良い相場になるかと思います。
22000円くらいまでは月末には居心地がいいところなので、今週は下げたところは買い場探しという目線で見ていきましょう。