トランプ大統領の貿易関税強化策で円高圧力強まる時の投資ストラテジー

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最新投稿日時:2018/03/02 09:20 - 「トランプ大統領の貿易関税強化策で円高圧力強まる時の投資ストラテジー」(木村佳子)

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トランプ大統領の貿易関税強化策で円高圧力強まる時の投資ストラテジー

著者:木村佳子
投稿:2018/03/02 09:20

狙いたい高配当優良株

アメリカのトランプ大統領が関税強化策を打ち出し、NYダウ工業株も変動幅が大きくなっています。為替のレンジもドル安円高が進行していますね。さて、こういう時は材利用株狙いもいいものですが、前からほしかった高配当・優良株を安く仕込むチャンスです。

日産自動車7201の2月9日安値は1103.5円、昨年12月8日1076.5円、10月1054.5円、11月1060.5円でした。予定配当53円を安値買いで配当利回りを高めることができます。
NTTドコモ9437の2月6日安値は2597.5円、昨年9月6日2501.5円でした。同社の予定配当は100円ですので2500円台で仕込めれば配当利回り4%を狙えますね。
28年連続増配の花王4452の2月6日の安値は7354円。予想配当は120円です。同社はなかなか安く買えないため、チャンス到来という状況ではないでしょうか?
商社は株価が比較的ゆったりした動きで買いやすい銘柄が多く、全般的に高配当銘柄が多いですね。
重厚長大関連のみならず、ブランド品でインバウンド効果を享受し、ジュース等で生産農家とコンビニ商品をつなぐ伊藤忠商事8001は予定配当70円。直近安値は2月15日1982円。昨年11月16日1882円。1900円で買えたと仮定すると約3.7%に配当利回りを高めることができます。

株価は常に変動し、企業業績も為替水準や経済情勢、今回のようなアメリカの関税政策などの影響を受け、その結果、配当原資である一株純利益は変動しえますが、個人投資家は市場波乱を利用した安値買いに徹しないと、機関投資家が所有しているような有名優良株を安く仕込めません。市場波乱場面では、配当利回りアップ作戦で優良企業の安値狙いに徹したストラテジーをとるといいですね。

投信でも高配当銘柄に照準をあてたものがあります。
株同様に買えるタイプのものには以下のものがありますので、個別銘柄だけでなく、上場投信を時間分散、価格分散で仕込んでいくのも波乱相場の賢い過ごし方ではないでしょうか。

iシェアーズ MSCI ジャパン高配当利回り ETF1478
NEXT FUNDS 野村日本株高配当70連動型上場投信 1577
One ETF 高配当日本株 1494
NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信1489
ダイワ上場投信-TOPIX 高配当40指数1651
上場インデックスファンド日本高配当(東証配当フォーカス100) 1698

配信元: 達人の予想

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