市場の関心はFRB議長証言へ
アジア株の堅調推移が見込まれる中、ドル/円も日中は堅調な展開となりそうだ。NY市場では 米1月新築住宅販売件数の発表やクオールズ米連邦準備制度理事会(FRB)副議長の講演が予定されているが、市場の関心は明日27日のパウエルFRB議長の議会証言に向かっており、強い手掛りにはならない見通しだ。なお、FRBはパウエル議長の証言に先立ち議会に提出した金融政策報告で「労働市場は完全雇用に近い、もしくはそれを若干上回っているようだ」「労働者不足が賃金を引き上げている可能性がある」などと指摘した。明日の議長証言に向けてドルは底堅く推移しよう。