本格調整のはじまりか
流出した通貨分に相当する金額を返金するということで一旦収束したかに見えましたが、今まで勢いに乗って買えば上がるとイケイケだった仮想通貨のマイナス面が浮き彫りとなった形になりました。
ビットコイン含め仮想通貨が軒並み大きく下落が続いておりますが、ここが押し目買いのチャンスなのか、バブル崩壊なのか、意見が分かれるところかもしれません。
どちらが正しいかはわかりませんが、そのように両極端の考えを持つ人がいるからこそこれだけ値が動くのでしょう。
ただ、チャートを見ていると何かの仕手株が一相場終えたような形に見えてしまいます。
仮想通貨の下落に連動してか、NYダウも連日上昇していたところから一転して下落が続くようになってきました。
NYダウの強さは異常なほどでしたが、そろそろ一旦調整入りとなったように思います。
そして日経平均も1月半ばから調整期間に入っているため、今週も引き続き弱い展開となりました。
この調整期間は2月半ばまで続くので、来週も引き続き下値を探る動きとなるでしょう。
もしも、中期的な相場がまだ上昇トレンドを継続しているならば、今の株価水準は押し目買いとしていいところなのですが、来週さらにここを下に抜けて23000円を割れるような展開になると、中期的なトレンドも変わってくる可能性が出てきます。
次の変化日がまでまだ2週間近くあり、下値も更に深いところにあるため、23000円を割れても全くおかしくはありません。
長い間大きな押し目をつくらずに上げてきたので、そろそろ何かをきっかけに小波乱があるかもしれないため、押し目買いは慎重に見ていきましょう。
来週の動き次第ですが、23000円を割れたところで打診的な押し目買い、22500円で第二段階というくらいで考えています。
大きく突っ込んで22000円あたりまで一時的にでも下げる局面が来ればその時はいい仕込み場となるかもしれません。
仮想通貨の暴落をきっかけに為替が大きく動いてくると、株の方にも飛び火してくるので、来週も引き続き急落には注意してみていきましょう。