本格調整のはじまりか
大寒波がきており、東京では4年振りに20cmを越える大雪が降ったり、朝の冷え込みで北海道では-30℃記録したりと今週の寒さはかなりのものでした。
寒さはピークに達していますが、NYダウは連日高値を更新して過熱しています。
一体どこまでこの勢いが続くのか、NYダウの強さは想像以上ですが、日経平均の方はさすがにダウの後押しはあってもすでに先週から変化日を過ぎて下降トレンドに入っているため、高値をぐいぐいと更新していくことはできませんでした。
24000円を越えた時にさらなる上を目指すかと思いきやその上をみると、強い抵抗ラインが下向きに伸びているため、さすがにここから大きく上げるのは難しいのも仕方ないでしょう。
上値が重いだけでなく、さらに重要なのが、2月半ばにある次の変化日で、ここはかなり低い目標点となっているため、目先は短期トレンドが下降に入っていることなども考慮すると、今週、来週は引き続き下を探る展開となりそうです。
上値は重たく24000円 ⇒ 23500円と切り下がってきますので、下値のめどとしても22500円~23000円あたりは一度つけに行くと考えています。
何かをきっかけに不安材料が出た時にはさらにオーバーシュートして下げる可能性も今の株価位置なら十分あり得ます。
週末に向けて火種となりそうなコインチェックの問題が週明けどのようにマーケットに影響を及ぼすかも含めて、来週、再来週と相場は荒れる要素がたっぷりなので、利益確定は早めに行っておきましょう。
押し目買いも安易に飛びこむと危険なので、日柄を見てじっくりと大底が来るまで待ってから動きます。