◆23000円台の値固めへ
11日(木)は、米国株安や円高が重しで続落になりました。ただし、騰落銘柄数は値上がりと値下がりが拮抗しており、売り急ぐほどの流れではありませんでした。
テクニカル的には右肩上がりの5日線がサポートした格好なので、反発を想定したいところでしょう。
しかしながら、現在の5日線は年初から1000円強の大幅上昇で急角度になっていますから、この角度を保った反発を期待するのは難しそうです。
明日は週末ですし、日経平均を積極的に買う手がかりは少ないと思われるため、3日続落の想定です。
ただし、明日も下がれば5日線を割れますが、角度を考慮すれば基調が変わるというほどにはならないと思われます。
5日線を割り込んでも、25日線を目安にした押し目買いが入りやすいと考えられますから、23000円~24000円のレンジを固める動きに向かうのではないかと思われます。