○注目銘柄:三菱UFJフィナンシャルグループ(8306)【買い】
米ドル為替が1ドル112円台前半にまで円高進行したことや、直近の上昇に対する警戒感から、日本株市場は利益確定の売りが優勢で推移しました。ファーストリテイリング(9983)など指数寄与度の大きい銘柄が下落したことで、日経平均株価は前日比61円79銭安の23788円20銭で引けました。
本日の日本株市場は調整したものの、小幅の下落に留まっていることに加えて、NYダウも上昇を続けていることを考慮すると、日本株市場は引き続き好調な地合いが続く可能性が高いでしょう。特に、米国の長期金利が年初より上昇を続けていることで、業績向上期待から、同行をはじめとする銀行株に資金が流入する期待が持てるでしょう。株価も昨年9月を底に上昇トレンドを形成しており、11日も好調に推移する可能性が高いと判断しました。