◆1ドル=112円割れの円高が日経平均の重しになるか?
10日(水)は、4日ぶりの反落になりました。ただし、TOPIXは小幅ながら4日続伸、日経ジャスダック平均、マザーズ指数は年末をはさんで5日続伸になっており、全体は高安まちまちでした。
一方、夕刻のドル円相場が1ドル=112円を割り込んでおり、明日は円高が心理的な重石になりそうですから、日経平均は続落の想定です。
ただし、22000円~23000円から23000円~24000円にレンジを切り上げる流れと考えれば、24000円手前で押し返された方が自然ではないかと思われます。
今週末にかけて25日線が23000円台に乗せてきますし、23000円の大台と合わせて下値をサポートしやすくなると思われます。
また、急騰した高値を追いかけるのは警戒されても、保ち合いを上抜けした直後ですから、下がったら買いたい投資家は多いはずです。
続落の想定ですが、「初押しは買い」を意識した押し目買いで下げ渋るのではないかと思われます。