トレンドフォロー戦略を徹底
大発会は待っていた新トレンドがようやく発生しました。
日経平均株価は1月5日金曜日、2万3,714.53円で取引を終えました。
前回「いつ新たなトレンドが発生してもおかしくはない。新トレンドが発生したらトレンドフォロー戦略でよい。トレンドに変化がない限りは短期売買を繰り返せばよい」と解説しました。
株価は三角保ち合いを上に抜け、想定レンジ以上に上振れて取引を終えた一週間でした。
米国の株式市場も堅調な動きの一週間でした。
ドル円相場は小動きの一週間でした。
気になるのは、日経平均株価の今後の動きです。
株価チャートを見る限りでは、年明けと同時に長く続いた三角保ち合いを上に抜け、11月9日につけた高値2万3,382.15円を上回って取引を終えました。
年末は直近IPOをはじめとした新興市場に短期的な資金が流れ込み、年末年始をまたいだことでいったん調整局面を迎えています。
そして、指数の上昇とともに大型株に資金が流れ込みました。
短期的なレンジの上値は2万3,950円、下値は2万2,850円、それぞれプラスマイナス250円とします。
短期的には、三角保ち合いを上に抜けたことで上昇トレンドが形成されました。
割高感から空売れば、踏みあげられる可能性もあります。短期売買を繰り返すなどして、トレンド転換まではトレンドフォロー戦略を徹底しましょう。