経済指標次第で112円割れも・・・・・
しかし、ドラギ・ECB総裁が、「潤沢な金融刺激策はなお必要」等と述べ、金融緩和継続への意欲を示し、ユーロ円が急落すると、ドル円も112円台前半まで連れ安となりました。
更に、ライアン・米下院議長の引退の噂や、ルビオ・上院議員が税制改革法案に条件次第で反対と述べると、米国債利回りも上げ幅を大幅に縮小し、ドル円も112.05円台まで安値を更新しました。
本日の東京時間には日経平均株価が乱高下の末、大幅続落となり、ドル円も終日上値の重い展開に終始。欧州株も下落し、この時間にも再び112.00円台まで下落しています。
この後の市場でもドル円は上値の重い展開を続けそうです。NY連銀製造業景気指数や鉱工業生産が予想を下回る事となれば、一時的に112円の大台割れとなるかもしれません。