◆112円台で揺れ動きに終始
※ご注意:予想期間は12月16日と表示されていますが、本日(12月15日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。
112円前半まで下値を拡大する場面が見られたものの、ドル売りが加速することはありませんでした。
112円台は維持されており、112円半ばを中心とする揺れ動きに終始しています。
もっとも前日からの流れを引き継いでいるのは事実であり、“上値の重さ”がより目立った印象があります。
◆“期待感剥落⇒失望のドル売り台頭”は想定しづらい…?
意に反して“もう一段の下値模索も覚悟”というべきところかもしれませんが、今週の主要なイベント(米英欧金融政策発表)は終了しました。
次なるテーマは米税制改革法案と見られるだけに、動静が伝わる度に“神経質に揺れ動き”はするでしょうが、“期待感剥落⇒失望のドル売り”への発展は期待薄…。
マーケットの反応こそ限定されたものの、昨日発表された米小売売上高(+0.8%)/新規失業保険申請件数(22.5万件)は“いずれも米好景気を再確認”する内容でもありました。
2.40%手前で跳ね返された米10年国債利回りが、さらに“2.33%を割り込みにかかる”といった展開にでもなれば別ですが、そうでない中でのドル下攻めは逆に“オーバーシュート”…!?
引き続き「大きく崩れるは期待薄」とみて、「丁寧な買い拾い」に徹したいところです。
◆ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:113.104(12/12~12/14の61.8%戻し)
上値4:113.000(大台)
上値3:112.878(12/14高値、12/12~12/14の50%戻し、50日移動平均線、日足・一目均衡表転換線)
上値2:112.707(12/12~12/14の38.2%戻し、ピボット1stレジスタンス)
上値1:112.567(12/14高値後の61.8%戻し)
前営業日終値:112.410
下値1:112.319(20日移動平均線)
下値2:112.244(200週移動平均線)
下値3:111.990(12/6安値、12/14安値、11/27~12/12の61.8%押し、50週移動平均線、大台、ピボット1stサポート)
下値4:111.701(100日移動平均線)
下値5:111.627(200日移動平均線、20週移動平均線、ピボット2ndサポート)
※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔一週間の為替市場を分析!マーケット・チェックWebセミナー〕にて公開中。
11:32 ドル円 抵抗・支持ライン追加