米FOMCに関心集中
中でも、インフレ見通しとそれに基づく来年の利上げ見通しがカギとなろう。前回9月の見通しでは2018年のインフレ率を1.9%、2019年を2.0%としていた。また、2018年末のFF金利を2.125%、2019年末を2.6875%と予測した今回、これらが上方修正されればドル買い材料となる一方、下方修正されればドル売りが活発化する公算が大きい。また、税制改革が近く実施される公算が高まっているだけに、今後の金融政策や見通しへの影響も気になるところだろう。イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見にも注目したい。