◆SQ価格が下値目処になる傾向がある
週明け11日は、前場は方向感のないもみ合いでしたが後場にかけて買い優勢となり、3日続伸で終値ベースの高値更新になりました。
約1ヶ月ぶりの高値更新は想定以上に強い結果だったと思われますが、このまま23000円台を突破するにはイベントの日程的にハードルが高そうです。
今週は12~13日に米国FOMC、翌14日はECB理事会を控えています。欧米市場が金融政策前で様子見になれば、日経平均も一服になりそうです。
また、今日の上昇で日経平均は3日続伸を達成し、3日間の上昇幅は760円に達しています。水曜日に急落した反動があるとはいえ、上昇幅の大きさが意識されそうです。
明日も上昇すると4日続伸で23000円の大台トライですが、イベント日程と上昇ペースから考えて、節目手前で反落の想定です。
一方、先週末に決まった12月メジャーSQ価格は「22590.66円」でした。SQ通過後はSQ価格が下値抵抗になる傾向が見られるため、SQ価格の下値と23000円の上値の攻防になるのではないかと思われます。