押し目買いはいつ?
23380円の高値をつけてから調整期間にありますが、この調整はまだ来月半ばくらいまで続きます。
短期的な変化日を通過したので、ここから次の変化日は12月半ばに20400円、12月末に21800円と下向きの流れが続くので、短期的にはまだ買い場は少し先になりそうです。
ただ、中期的なトレンドを示す変化日を上に通過したことで、中期的には上昇トレンドが継続しているので、大きな暴落が来て下降トレンドに入るということはなく、来年1月2月まではそれほど荒れる動きはなく、押し目買いのスタンスで短期的に下げたところを拾っていくのがいいでしょう。
問題はこの「短期的に下げたところ」といういのがいつ、どのタイミングかということになりますが、当面の押し目買いのポイントとしては、先ほどの短期的な次の変化日である12月半ばくらいに調整がある程度進んだあたりになるかと思います。
目標点は20400円を示してはいますが、現実的にここまで下げる可能性はかなり低いため、21500円あたりまでではないかと思います。
下げる要因として気にしておくべきことは、為替の動きで、ドル円がすでに111円台に入っているように、この数カ月で株価が大きく上昇しているものの為替はそれほど円安に振れているわけではなく、むしろ円高に進んでいる中で株価が高値を取ってきています。
上がっている時は、為替の影響はないと考えられてしまいますが、どこかのタイミングで為替に反応するようになってくると、調整が加速するかもしれません。
また、12月は年末特有の相場で外人がクリスマス休暇に入ること薄商いとなり、買い上げる力がなくなってくることです。
投資主体別売買動向をみると、これまで買い続けていた外人が現物を売り越しに転じ、逆に個人は現物を大きく買い越しに転じていることから、大きな調整がありそうなフラグがたっています。
12月は節税対策の売りなどもあり、例年見ていると思ったほど上がる月ではないので、12月中は基本的には調整でじっくり引きつけたところの押し目買いを狙うスタンスで構えておきましょう。