クレハは3連騰で26年ぶり高値、リチウム電池向け接着材料が好調
クレハ<4023.T>が3連騰で11月9日につけた7350円を上抜き、1991年10月以来約26年ぶりの高値圏に浮上した。同社は炭素繊維をはじめファイン分野に重心を置く化学メーカーだが、最近では農薬の出荷増やリチウムイオン電池向けの接着材料が増加傾向にあり収益に貢献している。原油市況の上昇に伴いシェールオイル掘削部材も回復歩調にあり、18年3月期業績は期初見通しを増額修正、営業利益段階で前期比3割増の120億円を予想しており、市場では19年3月期も増益基調が見込まれるとの見方が強い。直近ではレオス・キャピタルワークスが21日提出の大量保有報告書で6%超の大株主に浮上したことが判明しており、これも思惑を呼んでいる。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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