短期トレンド転換
これまで午後になると入ってくる買いの力で上昇を続けていましたが、この日以降は後場になって入ってくる買いの勢いがなくなってきています。
そして、15時に現物の取引時間が終わった時間になると、突然先物に強烈な売りが入ってくるようになり、明らかにこれまでと流れが変わってきています。
22000円近辺まで下げては来ましたが、現在の日経平均のニュートラルな位置は21500円なので、まだ高い位置にあります。
年内という短期目線で見てみると、直近の変化日は12月半ばで20300円、12月末で21700円あたりになるので、来月半ばまでは調整が続き、後半で反発して年内最後の上昇となる流れになるかと思います。
今はこの調整期間に当たるので、多少買われて戻ったとしても戻り売りで高いところは売られやすくなっています。
ここがこれまでと違うところで、トレンドが変わった影響ですが、上昇トレンドのときは高いところをどんどん強気で買われていきますが、このような下降トレンドの時は上がったところは売られやすくなります。
下げ続けることはないので適度に買われて反発はしますが、あくまで下げすぎたことによる戻りなので長くは続きません。
直近の2か月とは違っているので、上がったところは戻り売り、大きく下がったところで反発狙いの買い、というようにメリハリを付けて売買するといいでしょう。
まずは、21500円近辺にある窓埋めとなる調整が続くので、大きく上げたところは戻り売り目線で見ていきます。