◆PER15倍割れも支えになるか?
週末(10日)の米国株式市場は、NYダウが小幅下落、ナスダック指数が小幅上昇で高安まちまちでした。
週末の海外市場を織り込んだシカゴ日経先物は-55円の22465円でした。週明けはシカゴにサヤ寄せしてスタートしそうですが、下がれば押し目買いも入りそうですから、一進一退になりそうです。
日経平均は、先週末に9月末以来となる5日線割れになっています。5日線に沿った短期上昇が終わった可能性が高いので、上値は重くなりそうです。
ただし、右肩上がりの25日線の角度だと、来週末には22000円台に乗せてきます。(10日 21755円)
そうなると、値幅を伴って下がったときには25日線がサポートしやすく、押し目買いが入りやすいと考えられます。
反対に下がらないと買いにくい場面と考えられるので、22000円台中盤はもみ合いになりそうです。
一方、週末(11月10日)の日経平均EPSは1509.07円でしたから、PER15倍が22636円です。
PERが15倍を割れると心理的には割安感につながりそうですから、ファンダメンタル的にも押し目買いは入りやすそうです。