〇注目銘柄:野村ホールディングス(8604)【売り】
先週末のNYダウが過去最高値を更新して引けたことや、米ドル為替が一時1ドル114円台後半にまで円安に振れたことで、日本株市場は上昇してスタートしました。日経平均株価は一時22600円台にまで上昇したものの、利益確定売りに押されたことで、前日比9円23銭高の22548円35銭と先週末からほぼ横ばいとなりました。
米ドル為替は引き続き円安方向に向かっているものの、国内の主要企業の6~9月期決算発表が進んでいることで、材料出尽くし感から7日の日本株市場は引けにかけて利益確定売りに押される可能性が高いと考えます。同社のチャートを確認すると、9月から強い上昇トレンドを形成していたものの、10月末より売りに押され、短期的な下落トレンドを形成しています。6日の終値は25日移動平均線を下回っていることから、7日の同社株価も売り優勢で推移する可能性が高いと判断しました。