◆明日は決算発表前半のピーク
週明け(30日)は、日経平均が22000円をはさんだもみ合いで小幅ながら3日続伸になりましたが、TOPIXは小幅反落で高安まちまちでした。
東証1部の騰落銘柄数も拮抗しましたので、利益確定売りと先高期待の買いが交錯したのだと思われます。
売買代金が2016年2月以来の4兆円を超えたのが印象的ではありますが、大引けにTOPIXの浮動株比率変更の売買が膨らんだためと見られています。
大商いは特殊事情があったと思われますが、前場段階で高水準を保っていましたから、活発な売買が底堅さを支えているのだと思われます。
ただし、22000円の大台到達の達成感もあると思われますから、明日も指数はもみ合いが続く想定です。
一方、決算を受けて大きく動いている個別株が目立っています。明日は決算発表前半のピークですから、決算物色が活発になりそうです。
また、今日は出遅れ感が強かったマザーズ指数が戻り高値を更新しているので、出遅れ株の物色も続くのではないかと思われます。