OPEC減産延長期待、製品在庫の需給改善で強い。
EIA(米エネルギー情報局)が、先週発表した直近の週間在庫統計10/20時点によると、原油在庫は前週から85万バレル増となったものの、製品在庫は大幅減となりました。ガソリン在庫が-546万バレル減の2億1687万バレル、ディスティレートが-524万バレル減の1億2924万バレルと大幅な取り崩しとなりました。
8月末と比較してガソリン在庫が1306万減、ディスティレートが1992万バレルの減少となり、需給がタイト化しつつあります。
さらに週末ベーカーヒューズから発表された石油リグ稼働数は、737基(前週比+1)と8月末の759基から22基も減少し、頭打ち減少傾向となっています。
WTIも先週末は、53.9ドルと9/28高値52.86ドルを超えて俄然勢いがついてきた。9/28高値52.86ドルから10/6安値49.10ドルまでの下げ幅の倍返しの56.60が目標となりそうで目先大崩はないでしょう。原油関連上場投信、ETFなどは買い方針。