上昇トレンドは引き続き継続
前回「短期的な上昇トレンドに変化はない。引き続き短期的な下値支持線を割り込まない限り、トレンドフォロー戦略でよい」と解説しました。
株価は2万2,000円台で取引を終え、1996年以来の高値圏水準です。
株価は想定レンジを若干上回る上昇の一週間でした。
米国の株式市場は堅調な動きの一週間でした。
ドル円相場では小動きの一週間でした。
気になるのは、日経平均株価の今後の動きです。
株価チャートを見る限りでは、一目均衡表の変化日の通過とともに、日経平均株価は個人投資家の多くが未体験である2万2,000台までさらに上昇して取引を終えました。年初来高値を更新中です。
短期的なレンジの上値は2万2,300円、下値は2万0,900円、それぞれプラスマイナス150円とします。
現時点では、引き続き短期的な上昇トレンドに変化はありません。短期的な下値支持線を割り込まない限り、トレンドフォロー戦略でよいでしょう。
ただし、トレンドはいずれ転換しますので、転換のタイミングに注視し短期売買を心掛けましょう。トレンド継続中は、トレンドに逆らった空売りは禁物です。
高値圏水準で個別企業の決算発表が相次ぐシーズンに突入しました。材料出尽くしで株価が下落するものもあれば、更なる期待で上昇するものとに分かれるかもしれません。主役交代にも注目しておきましょう。