上昇トレンドは継続中
前回「短期的な上昇トレンドに変化はない。引き続き短期的な下値支持線を割り込まない限り、トレンドフォロー戦略でよい」と解説しました。
株価は14日続伸となり、1961年以来56年ぶりの歴代最長記録となりました。
株価は想定レンジで動いた一週間となりました。
米国の株式市場は堅調な動きの一週間でした。
ドル円相場では小動きの一週間でした。
気になるのは、日経平均株価の今後の動きです。
株価チャートを見る限りでは、14連騰という記録が示す通り、年初来高値を更新中です。10月19日には一時2万1,503.85円まで上昇しました。
現時点では、短期的な上昇トレンドに変化はありません。引き続き短期的な下値支持線を割り込まない限り、トレンドフォロー戦略でよいでしょう。
短期的なレンジの上値は2万1,700円、下値は2万0,400円、それぞれプラスマイナス150円とします。
今週は一目均衡表の変化日を迎えるとともに、株式市場を牽引してきたイベントである選挙も終わります。上昇トレンドが継続するのか、それともジリジリと材料出尽くしとなるのか、これらを予測することは無駄ですから、トレンドフォロー戦略でよいでしょう。
ただし、トレンドはいずれ転換します。転換のタイミングに注視しつつ、短期売買で銘柄を循環させるとよいでしょう。トレンド継続中は、トレンドに逆らった値ごろ感からの空売りは禁物です。