◆明日は9月期末と週末が重なり、もみ合いの想定
28日(木)は、米国株高と円安傾向で反発になりました。前場は寄り付きを高値に押し返されましたが、後場にかけて1ドル=113円台の円安に合わせて上昇幅を広げましたから、日経平均が円安に連動している傾向が見られました。
ただし、ドル円が7月以来の1ドル=113円台を回復しても終値ベースの高値を抜けられず、6日連続の陰線で上値の重さも感じられる結果でした。
明日は9月期末と週末が重なるため、高値もみ合いの想定です。日経平均の続伸は為替次第になりそうですが、夕刻の為替市場で1ドル=113円台をキープできていないため、小幅反落の想定です。
一方、反落してもよっぽどのことがない限り、日経平均は9月の月足陽線を保つはずです
月足チャートでは、4月から6月まで3ヶ月連続の陽線から7月、8月に陰線で一服し、9月の陽線につながっています。
しかも9月は高値抜けの陽線のため、月足チャートのリズムだと、連続陽線で2015年の高値トライになりそうな形です。
長期のチャートは目先では気付かない動きに気付かせてくれることがありますから、たまには時間軸を変えてチャートを俯瞰してみることをお勧めします。