来週の為替相場見通し=112円台からの一段高が焦点に
来週の外国為替市場のドル円相場は、112円台の定着から一段高が狙えるかが焦点となりそうだ。予想レンジは1ドル=111円30~113円30銭。
今週は米連邦公開市場委員会(FOMC)を経て、年内の利上げ観測が浮上。米長期金利上昇もあり112円台を回復した。22日には北朝鮮リスクが再燃し、ドルが下押す場面があったが、111円後半では買いが優勢となった。来週は依然、北朝鮮情勢を睨みながらも米国の景気指標の結果や要人発言の内容次第では一段の上値を試す可能性がある。来週は26日に米8月新築住宅販売件数、米9月消費者信頼感指数が発表されるほか、28日に米4~6月期国内総生産(GDP)改定値が公表される。また、週内には米税制改革の枠組みが明らかになる可能性もある。国内では28日に臨時国会が召集され、冒頭での解散も予想されている。また、26日にはイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長、25日にダドリー・ニューヨーク連銀総裁などFRB首脳が相次いで講演を予定している。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
今週は米連邦公開市場委員会(FOMC)を経て、年内の利上げ観測が浮上。米長期金利上昇もあり112円台を回復した。22日には北朝鮮リスクが再燃し、ドルが下押す場面があったが、111円後半では買いが優勢となった。来週は依然、北朝鮮情勢を睨みながらも米国の景気指標の結果や要人発言の内容次第では一段の上値を試す可能性がある。来週は26日に米8月新築住宅販売件数、米9月消費者信頼感指数が発表されるほか、28日に米4~6月期国内総生産(GDP)改定値が公表される。また、週内には米税制改革の枠組みが明らかになる可能性もある。国内では28日に臨時国会が召集され、冒頭での解散も予想されている。また、26日にはイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長、25日にダドリー・ニューヨーク連銀総裁などFRB首脳が相次いで講演を予定している。
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