商いを伴った大幅上昇から、アベノミクス後の高値更新に向かって強気転換か?

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最新投稿日時:2017/09/19 18:22 - 「商いを伴った大幅上昇から、アベノミクス後の高値更新に向かって強気転換か?」(市原義明)

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商いを伴った大幅上昇から、アベノミクス後の高値更新に向かって強気転換か?

著者:市原義明
投稿:2017/09/19 18:22

◆TOPIXはあと2%強で2015年の高値を更新する

20日(水)の日経平均は、大幅上昇の反動で一服の想定です。

3連休明けの19日(火)は、前週末比で400円に迫る大幅上昇で年初来高値更新になりました。

TOPIXと一緒に年初来高値を更新し、東証1部の売買代金は3兆円を超えており、商いを伴って高値をブレイクした印象です。

ただし、日経平均は6月20日の高値20318円をわずかに更新したものの、終値では抜けていないので、チャートはダブルトップ止まりに見えます。

しかしながら、TOPIXは明確な高値抜けで大陽線なので、株式市場の実態は高値更新したといってよいと思われます。

日経平均、TOPIXがそろって年初来高値を更新し、明日は3日続伸を期待したいところですが、米国FOMC待ちと大幅上昇の反動で一服の想定です。

また、今日の日経平均の終値から計算した5日線のかい離率が+1.84%、25日線のかい離率が+3.68%です。

ざっくりした印象ですが、日経平均は5日線から+2%程度、25日線から+5%程度かい離すると短期的な過熱感が出やすくなる水準です。

したがって、続伸すると高値警戒感が強くなりそうですから、明日は上昇一服で小幅安の想定にします。

ただし、解散総選挙のシナリオが突然浮上し、商いを伴った高値ブレイクになったので、中期的にはアベノミクス相場以降の高値更新へ向かうのではないかと思われます。

日経平均はようやく2万円台を回復したばかりで高値まで遠いイメージがあるかもしれませんが、TOPIXはあと2%強の上昇でアベノミクス以降の高値を更新できる水準です。

今日の展開は、アベノミクス後の高値更新に向かって強気に変化した日だったのではないかと思われます。
市原義明
株式会社ストックゲート 執行役員兼営業部長
配信元: 達人の予想

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