○注目銘柄:みずほフィナンシャルグループ(8411)
29日早朝に北朝鮮がミサイルを発射し、日本上空を通過しました。北朝鮮情勢の緊迫化を懸念した投資家が、リスク回避資産として円を買ったことで、米ドル為替は1ドル108円台半ばにまで円高進行しました。円高を嫌気し、輸出関連株や景気敏感株が売りに押されたことで、日経平均株価は前日比87円35銭安の19362円55銭で引けました。
米ドル為替が円高進行していることで、輸出関連株の多い日本株市場には逆風の流れです。軟調な相場の影響で、景気敏感株である同行株価も下落する可能性が高いと考えます。また、同行のチャートを見ても、7月以降下落トレンドを形成しており、29日には一時年初来安値を更新しました。よって、30日の同行株価も売り優勢で推移する可能性が高いと判断しました。