暴落か押し目か
今週は週明けに大きくギャップダウンして始まりましたが、その後は大きく反発し、一時的な下げだったかと思いきや再度週明けと同じ水準まで売り込まれて終わっています。
北朝鮮の問題はすでに織り込まれているのであまり気にすることはないと思いますが、NYダウが高値を付けて下落してきていることの方が重要です。
NYダウはこれまで最高値を更新していき強い動きでしたが、ここに来てやや頭打ちとなってきました。
もし、日経が大きく下落するとしたらダウと連動する可能性が高いので、日経の動きもダウ次第ということになります。
とはいえ、日経のチャートを分析してみると、当面の下値は19400のあたりにあるので、ここまで来たらほぼ短期的には底値圏ということになります。
何かのネガティブ材料が出てミスプライスが起きたとしても下げは19200円くらいまでがいいところではないかと思います。
なぜなら、8/25で中期的な下降トレンドが終わり、そこから10月半ばくらいにかけては上昇トレンドに変わるからです。
来週はまだ下降トレンド内のため、もう一段階下げる場面もあるかもしれませんが、今の株価水準から考えたら下値は限られているので、それほど心配する必要はないと思います。
それよりも10月に向けて上昇期間に転じると、日経20000円から20500円への戻りが見られるような動きになりますから。今回の下げはそのための押し目買いを提供してくれていると考えればよいでしょう。
来週1週間はトレンドが変わる最後の週となるので、引き続きもみ合うかもしれませんが、ここは押し目買いのスタンスで見ていきましょう。