日経平均はもみ合い継続の想定 任天堂の次は東京エレクトロンが注目されそう

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最新投稿日時:2017/07/27 18:50 - 「日経平均はもみ合い継続の想定 任天堂の次は東京エレクトロンが注目されそう」(市原義明)

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日経平均はもみ合い継続の想定 任天堂の次は東京エレクトロンが注目されそう

著者:市原義明
投稿:2017/07/27 18:50

◆主力企業の決算が日経平均を押し上げるか?

28日の日経平均はもみ合い継続の想定ですが、好決算銘柄に支えられて小幅続伸の想定です。

27日の日経平均は、米国株高と円高の綱引きになりましたが、好決算銘柄の上昇が支えになって小幅続伸になりました。

特に全市場の売買代金でダントツトップになった任天堂が長い陽線で戻り高値を超えたため、市場のムードを明るくした印象でした。

今日の東証1部の売買代金は久しぶりに2兆5千億円台を回復しましたが、大商いになった任天堂の売買代金が約3000億円でしたので、任天堂効果は高かったと思われます。

明日も日経平均の動意は少なそうなのですが、好決算銘柄が支えて小幅続伸の想定です。

今日の引け後の決算銘柄では、東京エレクトロンの動きが注目されそうです。決算期待で年初来高値目前まで上昇しているので、決算結果を受けて年初来高値更新となれば、半導体関連銘柄に連想買いが広がるかもしれません。

今日の相場でにぎわった任天堂、日本電産は日経平均採用銘柄ではありませんが、東京エレクトロンは日経平均に影響が大きい値がさ株なので、年初来高値更新となれば日経平均の支え役になりそうです。

また、明日は300社以上の決算発表を控える前半のピークです。主力企業の決算結果が比較的ポジティブな反応なので、期待先行の買いも入りやすそうです。

日経平均は6月から2万円をはさんで上下200円程度の狭いレンジの小動きが続いているのですが、主力企業の決算が押し上げる格好で、レンジ抜けとなれば流れが変わってくるかもしれません。

日経平均が保ち合いから離れるまでは、全体よりも個別中心の展開が続きそうです。

もっとも、日経平均が上がるよりも任天堂が上がって喜ぶ投資家の方が圧倒的に多いと思いますから、方向感のない日経平均ほど相場は悪くないのだと思われます。
市原義明
株式会社ストックゲート 執行役員兼営業部長
配信元: 達人の予想

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