硬直状態続く
相場の方は個別株がにぎわってマザーズ指数は強いですが、日経平均は今週も20000円を挟んで小幅なレンジで推移しました。
すでに短期、中期ともに下降期間に入っているため、いつ調整に入ってもおかしくないですが、すでに1か月くらい小幅なレンジでの動きが続いているため、どちらかにブレイクしそうです。
値幅で見ると上に行く余地はありますが、20200円が強い上値抵抗ラインになっているのでここを抜けてこないと次のステージにはいけません。
そして、もう一つ注目しておきたいのが日柄です。
チャートは縦軸の株価を見ることが多いと思いますが、横軸の日数を見ることも重要です。
上昇し続ける相場、下がり続ける相場というのも一定の期間しか続かないので、株価の値に関係なく、一定の期間が経過するとそのトレンドは一旦終わります。
すでに4月半ばから3か月近く上昇が続いていますが、調整らしい調整はしていないので、このまま数か月継続して上昇するには、息切れしてしまいそうです。
中期的なトレンドは下降期間にあるため、あとは調整のタイミング待ちですが、すでにいつ入ってもおかしくないところを無理に高値で維持してしまうと、後々その反動が大きくなってやってくるので、日経平均も夏バテにならないように少し休むのが必要です。
8月半ばまでは上値20200円下値が19200円のレンジになるため、高値で維持しようとするとまだこの硬直状態が続くかもしれませんが上にいく値幅に対して下に行く値幅の方がだいぶ大きいので、下に行く目線でみています。
お盆近くの閑散相場になると相場も荒れる可能性があるので、十分注意しましょう。