20000円維持するも
ここ最近の日中の暑さはまさに真夏日で絶好の海日和になりそうですね。
連休前ということもあり、夜間の日経平均先物はやや売り物に押されて終わっています。
日経平均は20000円を維持しながらもう1か月近く推移していますが、長らく続いたこのレンジ相場もそろそろどちらかに大きく動きそうです。
依然として上値抵抗ラインの20200円は抜けそうで抜けれない壁となっていますが、この上値抵抗ラインは8月半ばまで続きますので、この先1ヶ月くらいは上値の重たい展開が続きます。
上値の重たいだけなら20000円近辺でとどまるかもしれませんが、今の株価位置をチャートから分析すると、どうしても一度下に下がらないと上には行けない形になっています。
仮に長期的に上昇トレンドが続いているとしても、今のまま今月来月と上昇していくとしても息切れしてしまいますので、どうしても一回調整が入るのが自然な動きです。
本来なら6月から中期的なトレンドは下降期間入り、6月末から短期的なトレンドも下降期間いりしているため、いつ下がってもおかしくはないのですが、ここまで下げずに20000円近辺で推移しているのはやや不自然な動きです。
これがもしかすると、日銀が買い支えている影響なのかもしれませんが、本来下げるべきところを無理して人為的に支えても必ずその反動が後からやってくるので、相場の流れに逆らったことはしない方がいいのです。
遅かれ早かれ20000円が維持できなくなると、その下の19500円を目指す動きが顕著になってくるので、引き続き上がったところは戻り売り目線で見ています。
万が一19000円を割り込んだ局面があればそのときは、短期的なリバウンド狙いで買いとなりますので、何かのきっかけに急落するようなことがあれば、じっくり大底を確認してから仕込めるようにしましょう。