【決算後の売り消化後は再び上昇期待高まる】
【半導体だけでない多テーマ株】
電子制御装置製造会社で画像処理モジュールが主力だが、自社製品及び受託製品からなる産業用電子機器の製造・販売を展開。最近は5G関連の一角として物色対象になることもあるようだが、その他にも赤外線カメラなど医療検査向けで強みを発揮するなど幅広いテーマ性を有している。
【競争力の源泉は独自技術】
画像処理技術においては国内トップクラスで3次元計測が可能になる独自技術をもち、今後は自動運転技術への対応にこの技術が必要とされるだろう。また、超高速通信を可能にした各種デバイスやFPGAの高度な設計ノウハウも保有する。
【需給改善後は上昇タイム突入】
4月急落時同様に75日移動平均線までの調整を余儀なくされた株価はザラ場でこれを割り込むも終値では維持。一目均衡表の遅行スパンも下落に合わせて下げ基調となったが、いまだトレンドは崩れていない。日柄的には本日から上昇局面に入るとみられ、4月13日~5月16日までの約1か月間の上昇をふまえると、時間関係から6月20日あたりまでは強含む期間となる。連結決算の減損計上の影響は一時的とみるが、決算説明会での明確な今期見通しが確認されることに期待したいところ。
アバールデータ(6918)
株価:1797円
業種:電気機器
単元株数:100株
PER:20.51倍
PBR:1.22倍