対日・対中強硬派

\ あなたにピッタリの銘柄がみつかる /

みんかぶプレミアムを無料体験!

プランをみる

最新投稿日時:2017/05/12 16:57 - 「対日・対中強硬派」(菊川弘之 )

お知らせ

読み込みに失敗しました。

しばらくしてからもう一度お試しください。

重要なお知らせ すべて見る

対日・対中強硬派

著者:菊川弘之
投稿:2017/05/12 16:57

マーケットテーマが変わる気配も

 米議会上院は11日、米通商代表部(USTR)代表に弁護士のロバート・ライトハイザー氏を起用する人事案を賛成82票、反対14票で承認した。

 ようやくトランプ政権の通商政策が本格的に動き出す事となるが、ライトハイザー氏は1980年代のレーガン政権時代、USTR次席代表として、鉄鋼などの貿易交渉を担当。日米鉄鋼協議では、日本側に鉄鋼製品の自主的な輸出規制を認めさせるなど、強硬派として知られる人物で、円高ドル安要因として意識されそう。

 ドル円は、2016年12月高値~2017年4月安値までの下げ幅に対する61.8%戻し~心理的節目115円水準が、上値抵抗として機能して修正入りとなっている。欧州リスク・北朝鮮リスク後退や米利上げ観測からのドル高が一服、トランプ大統領のFBI長官解任に対する疑惑など、マーケットのテーマが変わる気配にも注意したい。来週にかけて、一目均衡表の雲が切り下がっており、112円程度の修正はあってもおかしくない形状となっている。
菊川弘之
日産証券調査部 主席アナリスト
配信元: 達人の予想

みんかぶおすすめ