総悲観の中今年一番の買い場
国境付近には中国軍が15万人待機しているという話も出てきたり、アメリカも攻撃する準備を進めているなど、地政学的な不安材料は収まることはありません。
北朝鮮がミサイルを日本に打ってくる、というトンデモな噂まで出てきて日本だけ弱い相場が続いているのかもしれませんが、このへんの地政学的リスクも短期的に株価には織り込まれているので、ここから大きく暴落することはないでしょう。
一見すると、ここから暴落に向かっていくのでは?という動きに見えるかもしれませんが、すでに、いくつかの大底圏を示す数値的なデータも出てきております。
特に新興市場や小型株は暴落時特有の下げ方をしており、底打ちのサインが出ていますので、あとはここから大きな下落というよりも、きっかけ次第で反発も近いでしょう。
日経平均のチャートは18300円に強力な下値抵抗ラインがあり、かつ、今週末4/14が短期的な流れの変わる変化日であったため、来週から短期的な流れも上昇へと変化します。
5月前半までのトレンドもこれまでの見通しと変わりなく、5月半ばころに日経平均20,000円の変化日を目指す動きは、継続しており全く変わりません。
今の株価位置からすると、そこまで上がるのか?と疑問に思うかもしれませんが、チャートの中では20000円近辺が適性値であり、十分想定できる範囲内です。それだけ今の株価は売られ過ぎた状態だと言っていいでしょう。
今のチャートから5月半ばから最大で5月末くらいまでは変化日は今の株価よりうえにあるため、いいかえれば、今の株価はここから1か月の中で最安値にいるといっていいでしょう。
なぜ、下がったのか、北朝鮮がどうなるか?を予想して、投資をするのが一般的かと思いますが、チャートは上に行くことをすでに示しているので、株価が今後上がると言うことから逆に考えれば、北朝鮮問題も収束する、開戦しない、という結論になります。
開戦になる最悪状況を織り込んだ株価位置のため、一旦、今回は開戦しないという状況が明らかになってくるとその反動も大きなものになるので、来週以降の反発力に期待しましょう。