リバウンド狙いと戻り売り戦略で
前回「下値支持線を確実に割り込んでしまえば、しばらくは戻り売りに押され、天井形成のチャートパターンになる可能性もある」と解説しました。
株価は下値支持線を確実に割り込んだことで戻り売りに押される動きとなりましたが、想定レンジの範囲内での動きにとどまった一週間でした。
米国の株式市場は高値圏から調整の動きが続いています。
ドル円相場は1米ドル111円を挟んでの動きが続いています。
気になるのは、日経平均株価の今後の動きです。
株価チャートを見る限りでは、目先は戻り売りに押される展開が続いています。安値を更新しましたが、直近の高値から5%超程度の下落で暴落というほどではありません。
短期的なレンジの上値は1万9,200円、下値は1万8,500円、それぞれプラスマイナス150円とします。
株価は下落すれば上昇します。外部環境次第では、リバウンドに転じる可能性がないわけではありません。とは言え、上値抵抗線をブレイクしない限りは、戻り売りもしくはリバウンド狙いと割り切り、短期売買を心掛けましょう。