調整完了から上昇開始への転換点
ダウが大きめの下げとなってから日経平均も急落し、大きな窓を開けて400円近く下げる展開となりました。
短期的なトレンドは、3/15で上昇基調が一服して月末までは調整期間に入っているため、弱い展開になるのはわかっていましたが、思ったより大きな下げとなりました。
しかし、中期的なトレンドは上昇トレンドに変わりはなく、4月末までで見た時の日経平均のレンジは、19000円~21000円なので、ほぼ最下限に達した=大底圏にいる、と考えていいでしょう。
今週の下げは暴落や下降トレンドへの入り口ではなく、上昇相場の中の適度な調整という認識でいます。
短期的な調整期間は最大で今週いっぱいまで続きますが、そこを越えるといよいよ本格的な上昇が始まります。
ちょうど今月末に変化日があり、そこが転換点となりますので、4月相場は強い上昇となるでしょう。
新興市場も急速な調整が入って今月いいところまで調整ができているので、個別で見るとそろそろ上がりだすものも出てくるでしょう。
ただ、日経平均が目いっぱいのところまで調整したとことで、指数に連動する値嵩株も日経平均と同様に、中期的に最下限の位置まで調整が完了しているものが多く出てきているので、まずは値嵩株の反発を狙っていきたいと思います。
引き続き、19000円前後は絶好の押し目買いチャンスと見ています。