短期売買に徹した取引を
前回「短期的な基調は強いが、カンカンに強い感じでもないので、外部環境に引きずられる状況が続くかもしれない」と解説しました。
株価は小動きに終始し、想定レンジの範囲内の動きの一週間となりました。
米国の株式市場は依然、高値圏での動きが続いています。
ドル円相場では一時、1米ドル112円台までドル買いの動きが進みました。
気になるのは、日経平均株価の今後の動きです。
株価チャートを見る限りでは、株価は小動きで推移したため短期的な基調に変化はありません。月末の権利確定日が控えていますので、権利取りの動きが出てくるかもしれません。
短期的なレンジの上値は1万9,850円、下値は1万9,100円、それぞれプラスマイス150円とします。
もみ合いが続いています。短期売買と割り切った取引を心掛けて回転させ、新しく出たトレンドをフォローした方がよいでしょう。