◆明日は手がかり不足で5日線と25日線の間を往来か?
週明け20日(月)の日経平均は、小幅ながら3日ぶりの反発で終わりました。寄り付きで25日線にタッチしたあとに切り返す小陽線でしたから、ローソク足からは底堅い印象もあります。
しかしながら、売買代金は2兆円を大きく割り込んで今年最低を記録しており、押し目買いで買われたというよりは、売り込む動きにならなかったと考えられます。
今晩の米国市場が休場なので、明日も全体の手がかりが不足しそうです。また、上値には下向きの5日線(19302円)、下値には25日線(19122円)があり、上下どちらにも抵抗水準があって動きにくい状況が続きそうです。
明日も為替にらみでふらふらした動きになりそうなのですが、今年の火曜日は全敗中の鬼門なので小幅反落を想定します。
ただし、過度な円高にならない限り、積極的に売り込む手がかりも見あたらないので、反落しても小幅に留まる想定です。
一方、明日が小幅安以上で25日線を下回らないようだと、下値を切り上げてくるかもしれません。
なぜなら、年初から18800円から19500円程度の往来相場が続き、今週中には75日線が往来相場の下限に届いてくるためです。
中期的な上昇トレンドを保つのであれば、上昇中の75日線がサポートする可能性が考えられるため、かなり煮詰まってきていると感じています。
手がかり不足は否めませんが、反対にきっかけ次第で保ち合い離れになりやすいタイミングでもあるので、今週から来週にかけての動きが注目されそうです。