3月からの上昇に向けて調整の最終局面
北朝鮮の金正男氏がマレーシアで暗殺されるという報道が飛び込んできて、毒針によってわずか5秒くらいの間の犯行だったとか、まさに、映画のシーンのようなことが現実におきるとは怖い世の中です。
誰がどういう意図で行ったのかはわかりませんが、北朝鮮内部で何か権力構造が変わってきているのかもしれません。
それと同じく、隣の韓国の方でも、サムスングループのトップが朴大統領の知人らへの賄賂などの容疑で逮捕されました。
こちらも韓国の政権が揺らいできていることから、これまでの権力構造が変わってきているためこのような事態になったのでしょう。
この2つの国で何か大きなことが起きた時は、日本も海を挟んで隣の国になるので、対岸の火事とはいえず、経済的にも影響が出てくることでしょう。
今はまだ初動であまり影響はないかもしれませんが、アメリカのトランプ政権への交代に始まり、世界中で何か大きな動きが変わってきているように思います。
今年の相場はこのような世界情勢の変化の中で大きく動くでしょう。
まだ半年先にどうなるかといったことはわかりませんが、直近についてはそれほど心配することはないと思っています。
先週は少し陰線が目立つ弱い展開となりましたが、これはトレンドが変わって下降トレンドに入ったからとかいうわけではなく、以前からお伝えしているように2月は調整しなければならない月なので、上昇トレンドの中の一時的な調整です。
この調整期間も来週がピークになりますので、もう少し辛抱すれば調整完了となり、3月相場から本格的な短期で強い上昇トレンドに変わります。
下値は18800円~19000円まで見ておけばそこを大きく割れることはないので、来週下げたところは最後の仕込み時と考えましょう。
3月中には日経平均が20000円をつけに行くので、指数連動型の大型株を中心に出遅れや下げすぎた銘柄を探しましょう。