◆日経平均、NYダウ、ドル円ともに横ばい形状になってきた
31日の日経平均は、トランプ大統領の移民政策への警戒感による海外株安、円高で大幅続落でした。
日経平均は前日に5日線と25日線がゴールデンクロスしていたので、今日の相場で反発すれば年初来高値トライの流れの可能性があったのですが、大幅下落で25日線を割り込んでしまいました。
NYダウが2万ドル割れ、1ドル=113円台の円高、日経平均が大幅続落でしたが、3つの日足チャートを比較すると、ドル円がやや弱めの印象ではあるものの、おおよそ横ばい形状になっています。
NYダウの25日線も日経平均と同じでほぼ横ばいのため、当面は往来相場になりそうな状況です。
明日も海外株式市場や為替次第になりそうですが、往来相場の前提で自律反発の想定です。
一方、往来相場中は、さらに上がりそうと感じると下がり、もっと下がりそうと感じると反発を繰り返す傾向があります。
相場用語で「ちゃぶつく」といいますが、11月初旬からのトランプラリーが一巡して、NYダウ、為替、日経平均がちゃぶつき始めたのかもしれません。
ひとまず保ち合い相場で神経質な展開が続き、次の展開を待つことになりそうです。