利食い優先の短期売買は継続
前回「今後はトレンドがはっきりしない展開になる可能性もあり、外部要因での値動きには注意を払っておきたいところ」と解説しました。
円安進行やNYダウの上昇等外部要因が株価上昇を後押ししましたが、想定レンジの範囲内の動きとなりました。
NYダウは高値を更新し、20,000ドルを超える強い状況です。
ドル円相場は小動きです。
気になるのは、日経平均株価の今後の動きです。
株価チャートを見る限りでは、1月18日に1万8,650.33円で底を打った後、短期的な上値抵抗線を上に抜けたことで、1万9,000円台を回復し、底堅く推移しています。目先は上昇トレンドに転換した可能性があります。とは言え、引き続き外部要因に振り回される地合いが続く可能性が高く、もみ合い相場に移行する可能性もありますので、トレンドの見極めが必要です。
短期的なレンジの上値は1万9,850円、下値は1万8,800円、それぞれプラスマイス250円とします。
新トレンドが確定するまでは、当面は短期売買で、吹いたら売り、もしくは戻り売り戦略がいいかもしれません。