◆5日線と25日線デッドクロスで調整含みの展開へ
16日(月)の日経平均は、円高が重石になって大幅反落になりました。今日の下落で5日線と25日線がデッドクロスしましたから、目先は調整含みの可能性が高まったと考えられます。
また、12月中旬に19000円台を回復してからの終値ベースの安値を更新しているので、明日は心理的な節目の19000円を死守できるかの攻防になる想定です。
もっとも、ドル円が先行して5日線と25日線のデッドクロスをしているため、為替に連動して19000円を割れた方が自然でしょう。
無理に高値を保つよりも、いったん値幅が下がった方が値ごろ感が出やすく、逆張りスタンスの押し目買いが入りやすくなるのではないかと思われます。
ただし、1月中旬から2月中旬にかけて年末高の反動安が出やすい時期でもありますから、下がって悲観になる場面ではなく、冷静に押し目を待つ時期になってきたと考えています。
一方、来週から3月企業の決算発表が本格化するので、決算結果で銘柄が選別される時期になると考えられます。
トランプ大統領の就任後の状況と主力企業の決算発表を待つことで、調整の日柄を消化できると思われます。