◆2月企業の決算発表がたけなわ
週末(13日)の米国株式市場は、NYダウは小幅安でほぼ横ばい、ナスダック指数は小幅上昇で過去最高値を更新しましたが、高安まちまちでした。
ドル円は1ドル=114円台中盤で終りましたから、日経平均を動かす手がかりが少ないと考えられます。
加えて、米国市場は月曜日(16日)がキング牧師誕生日の祝日で休場のため、外国人投資家の参加が少なくなりそうです。
日経平均は25日線が下値をサポートしているものの、下向きの5日線に上値を抑えられる方向感がつかみにくい状況ですから、手がかり不足ではどちらにも動きにくいと考えられます。
したがって、週明けの日経平均は小動きで横ばいの想定です。
一方、2月決算企業を中心に決算発表が出始めているので、決算を受けた個別物色が盛んになりそうです。
また、個人投資家を中心にした材料株物色が盛んなため、個別物色中心になりそうです。
来週は20日にトランプ大統領の就任式を控えているため、円高を警戒して日経平均や主力大型株を積極的に買う動きは手控えられそうですから、「森を見ずに木を見る」相場展開が続くのではないかと考えています。