◆個人投資家中心の小型株優位の展開か?
週明け26日(月)は手がかり不足で動意のない展開でした。東証1部の売買代金は1兆6千億円台に減少し、日経平均の日中値幅は50円にも届かない今年最低の小動きになりました。
日経平均は7月26日以来の3日続落になりましたが、3日続落を合計しても100円に届いていませんから、クリスマスを挟んだ3連休でほとんど動きが出ていない状況です。
今晩の米国市場などがクリスマスの振り替えで休場になるため、明日も手がかり不足になりそうです。
加えて27日は年内最終受け渡し日なので、機関投資家などの様子見が続きそうですから、日経平均は横ばいの想定です。
例年、年末のクリスマスから大納会にかけては外国人投資家や機関投資家の参加が少なくなり、個人投資家主体の相場になりやすい傾向があります。
日経平均の3日続落や低水準の売買代金だけを見ると上昇相場が終わったように感じますが、年末独特の相場展開と考えられます。
明日も本日と同様に、個人投資家の短期資金を中心にした小型株優位の展開になりそうです。