◆前日よりも下がれば戻り、上がれば押される傾向が続いている
週明け19日は海外株安や円安一服で10日ぶりの反落になりましたが、下げ幅はわずかに9円と反落ともいえない底堅い結果でした。
ローソク足は5日線に支えられた小陽線でしたから、押し目買い意欲の強さを印象つける形です。
もっとも、先週から前日より高く始まると陰線、安く始まると陽線が続いているので、上がれば利益確定、下がれば押し目買いの傾向が続いたといえそうです。
一方、東証一部の売買代金は先週末の2兆9082億円から2兆1437億円に大幅な減少になりました。12月の最低水準になったので、早くも外国人投資家のクリスマス休暇入りが指摘されています。
売買代金の減少で年末ムードが高まる可能性もありそうですし、やや手がかり不足の印象もありますから、明日は横ばいの想定です。
ただし、5日線に支えられて終わっているので、横ばいでも上昇傾向が続く想定です。あまり高く始まると陰線になりそうですが、大きく下がらない底堅い展開になりそうです。