＜8308＞りそなホールディングス 日経の調整入りから資金の循環

＜会社概要＞

旧大和・あさひ。傘下にりそな、埼玉りそな、近畿大阪。中小企業・個人向け主軸。公的資金完済。
貸出金は住宅ローンや中小企業向け増えるが利回り低下。預貸収支減少。投信販売手数料も低迷。

<ここに注目！>

日経平均が今週から調整入りする可能性が高く、これまで日経平均上昇と連動して大きく上げていた銀行株も調整入りとなるでしょう

＜テクニカル分析＞　☆☆☆☆☆　（5点満点中）

・25日移動平均からの乖離率が13.4％と超大型株の中では、かなり高い数値になっています　

・11/10からの上昇で6空をあけてギャップアップしての上昇となっています。
　窓をあけた株価帯は出来高を伴って上げていないため、いずれこの窓を埋めに行く方向　に株価が動きやすいという、相場の格言があります。


・高値圏で陽線引けとなっていますが、この位置で陰線が現れると買い方優勢から、売り方優勢へ需給が転換したことになり、短期的に下降期間に入ります。


・現在の価格から見たおおよその狙いどころは以下のようになります。
　仕掛け（売り）の目安：640～660円 （6空あけの高値圏）

　仕掛け（買い）の目安：590～600円 （6空のうち上から2空目までの窓埋め）

＜まとめ＞

12/15の騰落レシオが165という短期的に異常な高値をつけており、外人も今週からクリスマス休暇に入るため、買いは減ってくるでしょう。
これまで日系を主導して上げ続けていた銀行株も一旦調整に入り、その資金が新興へと流れていくでしょう。