決算プラス・インパクト銘柄 … アスクル、ヤーマン、石井表記 (12月14日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の12月13日から14日の決算発表を経て15日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.2　ナトコ <4627>
　16年10月期の連結経常利益は前の期比6.6％減の9.8億円になったが、17年10月期は前期比26.6％増の12.5億円に拡大する見通しとなった。

★No.3　山王 <3441>
　17年7月期第1四半期(8-10月)の連結経常損益は3900万円の黒字(前年同期は2億0200万円の赤字)に浮上し、8-1月期(上期)計画の2000万円に対する進捗率が195.0％とすでに上回った。

★No.4　ヤーマン <6630>
　17年4月期第2四半期累計(5-10月)の連結経常利益は前年同期比4.0倍の23.1億円に急拡大し、通期計画の28.3億円に対する進捗率は81.9％に達し、5年平均の55.3％も上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<2678> アスクル 　　　東１　　 +4.50 　 12/14　　上期　　　-19.11
<4627> ナトコ 　　　　ＪＱ　　 +3.17 　 12/14　本決算　　　 26.65
<3441> 山王 　　　　　ＪＱ　　 +1.95 　 12/14　　　1Q　　　　黒転
<6630> ヤーマン 　　　東１　　 +1.02 　 12/14　　上期　　　296.41
<9637> オーエス 　　　東２　　 +0.76 　 12/14　　　3Q　　　-16.01

<6336> 石井表記 　　　東２　　 +0.48 　 12/14　　　3Q　　　-63.12

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした15日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース