【売り】金ブル＜2036＞岡安商事・玉川博一

米長期金利上昇、株高、金ETF減少で弱基調が続く。

週末２５日のニューヨークの金先物相場は、株高やドル高基調を背景に売りが加速、続落しました。
中心限月１２月物は前営業日比１０．９０ドル安の１オンス＝１１７８．４０ドルで終了しました。
米株式相場が４営業日連続で取引時間中の史上最高値を更新し、リスクオンムードから、安全資産の金は売りが先行しました。また米長期金利が2.37％まで上昇（前月末から+0.536％）、金利をうまない金にはネガティブとなっています。

SPDR金ETF残高は今月に入って57.55トンの急減、資金流出が続く。

２５日現在のSPDR金ETF残高は885.04トンと今月に入って57.55トンの急減となっており、資金流出が続いています。
米長期金利上昇、株高、金ETF減少で弱基調がしばらく続くものと思われます。
よって金関連ETF、投信などは、売り方針で。