◆5日線のかい離率が2%を超えている
週明け14日(月)の日経平均は、1ドル=107円台の円安を支えに大幅上昇になりました。
週末の海外市場が小動きだったことや、5日線からのかい離が大きかったため、上昇しても小幅にとどまると想定したのですが、予想外の大幅上昇でした。
ただ、先週末の日経平均は4月高値に到達して上ヒゲの陰線でしたから、上値が重いと見ていた投資家も多かったのではないかと思われます。
今日の大幅上昇は日経先物主導の印象でしたので、先物の売り方が踏み上げられたのではないかと考えられます。
日経平均とドル円相場が短期上昇トレンド型を保っているため、引き続き、円安と日経先物が連動して上値追いの可能性はあります。
しかしながら、上昇局面では最後に行き過ぎて天井をつけることも多いですから、高値追いには注意が必要ではないかと考えています。
本日の日経平均の5日線は17162円で、かい離率が2%を超えています。短期的な過熱感が強くなったと考えられるため、明日は上昇一服の想定です。