トレンドフォロー戦略も高値掴みには注意
勝利宣言を行ったのは共和党のドナルド・トランプ氏。多くの事前予想を裏切り、新大統領を好感したドル円相場ではドル買いが進行、1米ドル106円台に。さらに、米国の株式市場は大幅高となりました。
気になるのは、日経平均株価の今後の動きです。
株価チャートを見る限りでは、9日に出来高を伴って下落して1万6,111円の安値をつけたので、今後は上方に位置する窓に向けて上昇する可能性があります。短期的なレンジの上値は1万7,950円、下値は1万7,100円、それぞれプラスマイナス150円とします。
今年最大のイベントであった米国の大統領選挙を通過しました。トレンドフォロー戦略でよいでしょう。ただし、高値圏でのトレンドフォローは、タイミングを間違えば高値掴みの恐れもあります。細心の注意を払い、粛々と回転させていくとよいのではないでしょうか。