短期的な上昇トレンドの転換点
主力の大型株の動きを見ていても、上値をさらに越えていくものが増えてきており、順張り型で相場全体が上がっています。
順張り型のトレンドの場合、高いところをさらに買っていく強気相場なので、その流れが続いていく時はいいのですが、流れが
逆転した時には高値掴みをすることになり、大きくやられる危険性があります。
では、どこまでこの上昇トレンドについていけばいいのでしょうか?
アベノミクスの2013年のような長期にわたって上昇相場が続いていく時は、とにかく皆強気で高値をさらに買っていくようなやり方がフィットしていたのですが、昨年からその流れが変わってきています。
直近の動きを見ていると順張り型で上がっているため、再び大きな上昇相場にまた戻るのか、と考えてしまいますが、今のところはまだこの上昇が本物かどうかまではわかりません。
チャートを見れば、17600円から17900円までは上がってもおかしくはない範囲ですが、それ以上になってくると、これまでの動きから分析すると年内はかなり厳しくなってくると考えています。
むしろ、11月の相場は下げ基調が強くなることを示しているため、短期的な上昇も今週あたりがピークとなるでしょう。
11月は売り中心で、買いをするなら深く押したところを少しずつ買うような戦略に切り替えていきましょう。